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世界的指揮者アントニオ・パッパーノ氏からACT4読者の皆様へメッセージ!


(C) ROH. Photograph by David Bebber

2019年9月英国ロイヤルオペラ(ROH)来日公演を前にリハーサル中のパッパーノ氏がロンドンでインタビューに応じ、彼の目から見たROHの観客、そして日本の観客に対する印象を語ってくれた。
「ROHの観客は男女の隔てなく子供の頃からピアノやヴァイオリンなどを習ったりして音楽を身近に感じている人が多いです。ただロンドンでは、仕事帰りのビジネスマンなど自宅が遠い観客が多いので、公演が終了すると熱烈ではあるものの短時間だけ拍手をして電車に間に合うようにさっさと帰ってしまいます。一方、ウィーンなどでは、比較的近くに住んでいるため帰宅の心配をする必要がないのか、幕後の拍手が30分も40分も続くことがあります。日本の観客もクラシック音楽に対しての知識が豊富だと感じます。そして良い演奏に対しては最初はおとなしくても後半に向かって徐々に熱狂的になっていきます」 

『ACT4』読者の皆様へメッセージ~  

「妻も私も何度も日本を訪れていますが、人々も食べ物も文化も素晴らしく飽きることがありません。『ファウスト』と『オテロ』はスタイルは対照的ですが、両方ドラマチックで音楽的にも群を抜いています。私の大好きなこの二つの作品を日本で上演できることをとても嬉しく思っています。ぜひ公演にいらしてめくるめく感動を私達と一緒に分かち合って下さい」オペラに対する情熱が薄れることはない。と言い切るパッパーノ氏。彼に率いられたROHの公演に期待が膨らむ。
https://www.nbs.or.jp/publish/news/2018/12/-2019-1.html